令和３年度 神戸海星病院 病院指標

内科は、高齢者やリスクが高い患者様に対する内視鏡検査・手術目的の入院が多くなっています。
誤嚥性肺炎、尿路感染症も平均年齢が高く合併症等もあり在院日数が長くなっています。
結腸憩室炎等消化器疾患も上位になっています。
糖尿病については、手術前等の教育入院も増えています。

外科は、鼠径ヘルニアの手術入院が一番多くなっています。
乳癌に対する手術入院も一定数あります。術前、術後の化学療法も行っています。
化学療法目的の入院や虫垂炎、大腸癌に対する手術入院もあります。

整形外科は、変形性関節症（膝関節、股関節等）や関節リウマチ、骨頭壊死等に対する人工関節の手術目的の入院がかなり多くなっています。
脊椎手術件数も徐々に増加しています。
肘や膝のスポーツ外傷（半月板損傷、前十字靭帯損傷、靭帯断裂等）の入院も上位ではありますが、新型コロナウイルスの影響で例年と比較すると大きく減少しています。骨折等の外傷の受け入れも行っており、入院、手術件数も前年度より増加しています。
整形外科入院では、早期のリハビリ介入を積極的に行っています。

眼科は、圧倒的に白内障に対する手術目的の入院が多くなっています。
また網膜剝離に対する手術目的の予定・緊急入院も多くなっています。
バセドウ病眼症に対しての手術、放射線治療、ステロイドパルス目的の入院も多くなっています。
眼窩腫瘍に対しては、病期診断を行い、その後の治療につなげています。
硝子体疾患に対する手術入院も行っています。

皮膚科は、蜂巣炎や帯状疱疹など急性疾患での入院が上位を占めています。
また、皮膚の良性腫瘍、悪性腫瘍等に対する手術目的の入院も行っています。

高齢者やリスクが高い患者様に対する上・下部内視鏡目的が多く、当該手術が多くなっています。
また早期胃癌に対するESD（粘膜下層剥離術）も多くなっています。
胆石症や総胆管結石等に対するＥＲＣＰも行っています。

乳癌は、状態に応じた手術を選択しています。必要時、抗癌剤投与の為の静脈ポートを作成しています。
鼠径ヘルニアに対する手術も多く、腹腔鏡下での手術も多く実施しています。
また消化器内科との連携で、胆石症や、消化器癌等に対する手術も行っています。

変形性関節症（膝関節・股関節等）や関節リウマチ等に対する人工関節手術が最も多くなっています。
脊椎手術も徐々に増加しています。
骨折に対する緊急入院での手術も多く実施しています。
また例年では多い、スポーツ整形分野での関節鏡手術（半月板損傷等）が令和2年度以降は減少しています。

白内障に対する水晶体再建術が非常に多くなっています。
網膜剥離や硝子体疾患に対する硝子体手術も多くなっています。
眼窩腫瘍は病期診断や治療目的の手術も行っています。
バセドウ病眼症に対する手術も多くなっています。